人生を乗り切るために役に立つ成語・故事
明哲保身
古来、広く物事に通じ、深く事物を極めた英知の人をたたえ、またその英知によって誤ることなく身を処した徳の高い人を形容して言った言葉。出典:
『詩経』詳しい紹介:
周代の賢相の仲山甫の徳を称えて、「既にして明且つ哲 以てその身を保ち云々」をいう賛辞が掲げられている。この言葉が、『明哲保身』の語源とされる
明鏡止水
明らかに垢を留めぬ鏡と制して動くことのない水はともに動揺することがない心境を表すのに用いる言葉出典:
徳充符篇詳しい紹介:
盧の国に刑によって足を切られた王駘という人物ががあり、学徳優れた人として評判も高く、入門して教えを乞うものも多かった。孔子の門下の常季はあまり面白くなく、孔子に「あのものはさして人並み優れたもののように見えないがなぜでしょう」と尋ねた。孔子は彼が聖人の域に達した立派な人物であることを説いて聞かせた。そして、「あの方のなににも動かされない心の静けさのせいだ。己の姿を見るには、流れる水ではなく静かに止まっている水を鏡とするであろう。」と語ったという逸話が原点だといわれている。
明主は一鬢一笑を愛しむ
君主たるもの自分の行い一つ一つわきまえて行動すべし出典:
韓非子「内儲上篇」詳しい紹介:
春秋戦国時代の七強国の一つに韓という国があった。この国の昭候の時代(紀元前300年ごろ)の話。
この昭候が家臣に命じて破れ袴をしまい込ませた。それをみた家臣はいった。「恐れながらわが君、敗れた袴まで、家臣に下されず、しまい込んでおかれるとはどうしてですか?」 それに対し昭君は「余は、『明君は一鬢一笑を愛しむ』ということを聞いている。眉をしかめたる笑ったりするのもそれぞれ理由があることだが、明主たるものむやみに笑ったり眉を顰めたりしてはならないもの。まして、破れたからといってむやみに袴などを家臣に与えてはならない。いずれ与えるに値するものが出てきたときに与えよう。しばらくはお預けじゃ」と語ったという。
明窓浄机
勉強に集中するには、机や周りには気分が分散するものは置かないようにすべし出典:
欧陽脩「試筆」(北宋の仁宗から神宗時期の政治家・詩人・文学者・ AD1000年ごろ)詳しい紹介:
明るい窓のところに置いたきれいにチリをちりを払い清めた机。きちんと整理された清らかな書斎のこと。
近年子供が小学校にあがtる時、勉強机と称してあれこれの機能が付いたものが商品化されているが、子供が本当に勉強に向き合う環境というのは、あまり気が散らないように机の周りは整理して何もないのが望ましいと昔から言われていることだ。
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